二次メッシュの切り出し(その2)


20万分の1地図は、一次メッシュとして分割されている。それを、縦横8分割(合計64分割)すると二次メッシュができる。ここでは、国土地理院の20万分の1のデータから二次メッシュを切り出す作業の内、自動切り出し後の調整作業を説明する。


はみ出し箇所の処理

国土地理院の20万分の1のデータでは、メッシュ領域外のはみ出し領域が存在する。はみ出した領域は切り出して、新たなメッシュ番号を設定する必要が有る。

130個の一次メッシュデータのはみ出し領域を効率良く確認するために、ファイルメーカーを使って以下のような画面で、確認作業を行った。

はみ出しの種類は、上下左右4方向に対して19図で、5433(西郷)だけが左した斜めにはみ出していた。これは、別扱いで処理することにした。


座標がずれている領域の処理

元々の画像領域が既にメッシュ番号で指定される領域とずれているデータが有る。

そのデータの発見には、4隅の緯度経度データから算出されるメッシュ番号と、実際のファイル名に使われているメッシュ番号の不整合を確認し、新たな座標系で領域を再指定し、他の部分をはみ出し領域として扱う。

座標のずれは、4隅の座標から換算したメッシュ番号と実際のファイル番号のずれで調べた。


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