2001 年 10月 6日18:00−21:00 九州産業大学にて開催予定
責任者:多田内 修(九州大学大学院農学研究院昆虫学分野)
趣 旨 |
プログラム |
要 旨 |
大会案内 |
大会プログラム |
OECDにより提案された地球規模生物多様性情報機構(GBIF)の一環として、日本では2002年度より国内体制整備が本格的に始まります。今後10年間で、公的資金が投入されて生物データベースのてこ入れが行われることになる予定です。その中で、生物多様性を記載するうえにおいて欠くことのできない「分類」或いはその基盤ともなる「標本」は、基幹プロジェクトとしてデータベース化が進められます。それだけなく、従来ボランティア活動に頼ってきたさまざまな生物データベースに対する公的なサポート、またデータベース構築のための人材育成も計画に組み込まれています。さて、10年後に果たして日本は国際社会の中で、どれだけその役割を果たしたと評価されるでしょうか?データベースの構築では、ゲノムプロジェクトとは性格が異なり、データを持つ各々の研究者の協力が必要になります。我々、動物部類学の関係者は、どのようにその計画にかかわっていくことができるのでしょうか?本会では、現在進行中の分類データベースのケーススタディと、生物データベース構築におけるノウハウの紹介を行います。皆さんのご参加をお待ちいたしております。
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