Proceedings of Soken-Taxa

日本動物学会第６８回大会　関連集会

インターネットにおける生物データベースの現状と展望

１９９７年１０月２日（木）１８：００−２１：００　奈良女子大学　Ｆ会場　にて開催

趣　旨

プログラム

要　旨

会場案内図

メーリングリスト

趣旨

インターネットの普及に伴い、知的資源をネットワーク上で共有する様々な試みが行われつつある。特にＷＷＷは、いわゆるマルチメディア型の柔軟なデータベースであり、多様な生物データを集積する上で極めて有効な手段である。しかし、余りに膨大なＷＷＷの世界に無作為に展開されたデータは、学術的な異議を問われることなく雑多なデータの羅列の中にまぎれてしまう危険性をも秘めている。本談話会では、前半部で現在公開されている生物データベースを紹介し、後半では将来の生物データベースがインターネットで上どのようなに展開されていくことが望ましいかいくつかの具体例をピックアップしながら意見交換を行う。

プログラム

第一部　データベースの紹介と実演（１８：００−１９：２０）

1. 原生生物データベース
   --素材データベースとしての原生生物情報サーバ--（法政大・教養・生物　月井　雄二）
2. 海の哺乳類データベース（国立科博・山田　格）
3. 電子アリ図鑑
   --検索機能内蔵型汎用データベースを目指して--（遺伝研・細胞遺伝　今井弘民）

実演担当	農水省・生物研・遺伝資源２　鵜川　義弘
	法政大・教養・生物　木原　章

第二部　将来の展望（１９：３０−２０：３０）

1. パーソナルWeb Publishing の時代（法政大・教養・生物　木原　章）
2. 学術データベースのサポートシステムの確立（法政大・教養・生物　月井　雄二）
3. 学術データベースの為のサーチエンジン・マトリクスエンジン（農水省・生物研・遺伝資源２　鵜川　義弘）

世話役：農水省・生物研・遺伝資源２　鵜川　義弘・法政大・教養・生物　木原　章