1999年 9月26日(木)17:00−19:00 山形大学にて開催予定
趣 旨 |
プログラム |
要 旨 |
大会案内 |
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現在、副業として、既に絶版に成りかつ著作権も失効となった古い文献をデジタル化しインターネット上で共用できるようにする活動を行っています。300頁ほどの本ならば、作業時間5時間ほどでデジタル化することが可能です。この様な活動が広がれば、マイナーな分野でのみ貴重な文献とされているような本に、簡単にアクセスる事が可能に成っていくと期待しています。
現在インターネットでは、多くのWebページやデータベースが公開されており、それを検索するためのサーチエンジンも開発され利用されています。しかし、研究情報を目当てに一般のサーチエンジンを使って学術Webページやデータベースを検索しようとしても、研究に関係ないWebページが多く出てきて取捨選択に困ったことはありませんか? また、あるはずなのに、そのページが出てこないということはありませんか?現在の運用されているサーチエンジンを紹介するとともに、その問題点や将来的な対策について、情報の利用者と、提供者の双方の立場から、話題を提供します。
インターネット上で学術情報(データや研究成果)を公開すると,その内容が理解できるか否かは別として,誰でも容易に学術情報にアクセスできるようになります。これによってもたらされる社会的変化について,我々が1995年より構築し公開してきたアリと原生生物の画像データベースを例に考えてみたいと思います。
また,現在,学術情報をネット上で公開しようとする活動の障害となっている基本的な問題について紹介します。
ここ数年間に多くの学会がインターネットのWebページ(いわゆるホームページ)を開設し、さまざまなサービスを提供するようになってきました。日本動物学会でも、1996年秋からホームページを開設し、インターネット上でのサービス提供を始めています(生物科学ニュース5月号p.15-19)。
今インターネットを利用して何ができるのか、今後どのようなことができるのか、また、将来どのようなものを期待するのかなど、生命科学関連学会での動きを例に、話題提供したいと思います。
現在、博物館では、インターネットの発展に伴い、インターネット経由で訪れる来館者向けにバーチャル展示が行われる等、インターネットを使った情報発信が盛んになっています。仙台市科学館が行っているインターネット生き物調査を中心にリモートセンシングとオリジナルコンテンツの開発について、話題を提供します。