「バーチャル顕微鏡プラグイン」の作製 |
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通常の光学顕微鏡は、解像度を上げれば上げるほど焦点深度は浅くなる。そのため顕微鏡観察では、フォーカスを上下に移動しながら頭の中に試料の立体イメージを作り上げる。この観察者の頭に作られた3次元的な立体イメージを画像情報としてネットワークで配信する場合、複数のフォーカス面で撮影した複数の画像をフォーカス・スタックとして記録する必要が有る。また、受け手側ではフォーカス・スタック画像の焦点を自在に換えながら観察できるようなシステムが要求される。
「バーチャル顕微鏡」では、情報発信者側に、このフォーカス・スタック作製のためのガイドラインを提供し、また、受信者側には標準的コンピュータシステムでフォーカス・スタックの閲覧を可能にするブラウザのプラグイン(或いはJAVAアプレット)を提供する。 |
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Copyright 2000-2001 Akira Kihara, Hosei University |
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