HTMLファイルをファイルメーカーの「計算式」に変換する(その2)

ファイルメーカー計算画面での修正

以上のようにして修正された文字列はファイルメーカーの計算画面にペーストして、計算式として更なる修正を加える。

計算式の定義

まず、出力文字列を計算するための項目(ここではHTML_Page)を計算として定義する。


文字列のペースト

エディタで修正された(元)HTML文字列を張り付ける。また、「計算結果」は「テキスト」に指定する。


変数の修正

  1. 変数とは画像ごと(ファイルメーカーのレコードごと)に変わるデータのことを指す。
  2. PageMillでHTMLテキストを作成する際にあらかじめローマ字で挿入した文字列をみつける。(上図の選択領域「PCD0000-00」等)
  3. 選択領域を引用符で切断し、「&」と「変数名(項目名)」を組み合わせて連結する。
    (上側の図の選択箇所は下図の選択部分「"&PCD Name&"-"&画像番号&"」のように変更される。)


長すぎるテキストの修正

ファイルメーカーでは文字列として扱える文字数の長さは全角で128文字を越えることができない。

PageMillで作成したテキストはそれ以上の長さを持つ文字列が含まれる場合が有る。そのような場合、計算式の入力・修正を終えて「OK」ボタンを押すと、下記の様なアラートが表示される。

この対処法としては、ハイライトされた文字列の最後の部分に"&"(3文字)を挿入すればよい。この結果、長すぎる部分が2つの文字列に分割されるので、上記のような問題は回避される。