ナポリ動物学研究所
(Stazione Zoologica "Anton Dohrn")
1872年にドイツ人のAnton Dohrnが私財を投じて設立した海洋生物の研究所で、1886年に西館(写真3の手前側)が、1906年に東ウィングが完成し、1958年に西館と本館との間に図書館が造られた。1991年から15年間の改修工事を経て、現在東ウィング内装が新しくなり、西館から実験室が移動し、空いた一部西館の改修工事が行われている。
西館の地下(日本で言う1階)が水族館として公開され、2階に有る博物館には3000を超えるナポリ湾の動物標本が保管されているが、残念ながら一般公開はされていない。
今回の日伊共同プロジェクトでは、この博物館の貴重な動物標本の画像データベースを作成し、全世界からインターネットを通じてアクセスできるようにしようとしている。
ナポリ湾を望む風景(ナポリ中心街とベスビオは左側視野の外) |
ナポリ湾を望む実験所 |
実験所の南側外観 |
博物館内の仕事場 |
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