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参考文献

中庭の鳥の営巣(その3)

推定産卵日4月30日、推定孵化日5月14日、5月30日巣立となりました。最初、4匹居たように思えた雛の数も、現在では2匹しか確認できません。最後の数日の雛の様子を中心に記録しました。

5月25日餌をもらう時に、羽ばたいています!

オスは、近くの梢で見張り?囀っているのは、何のため?

5月26日親が居なくても、羽ばたいたり、羽を伸ばしたり、毛繕いしたり、いっちょまえ。でも親が来ると、この通り!

(左)5月27日チビちゃんの方も、チャンと餌をもらえています。(右)5月28日でも、ダイちゃんの方が激しく餌をねだります。よく見ると、チビちゃんは、親に羽を踏まれて伸び上がれない!

5月29日うんち!ってお尻を出すと。ハイ良くでましたね〜、ってお母さんが取ってくれる。

5月29日巣立ちの準備です。よっこらしょ、って巣の縁を乗り越えて。あっとっと、と羽ばたいて踏みとどまり。巣の縁を歩いてみたり、羽ばたいてみたり。もういつ巣立ちしてもおかしくないですね。チビちゃん、ダイちゃんを親と間違えていませんか?

5月30日 巣立ちの日を迎えたようです 。(左上)朝は涼しかったので、巣で寝ていました。(右上)夕方見ると巣は空っぽ。お母さんも、ちょっと戸惑っている?でも、巣の向こうにとまっている(恐らく、チビちゃん)。(左下)お母さんも、チビちゃんを見つけて餌をあげています。(右下)これが、最後に見たチビちゃんの写真。夕食を食べてから見てみたら、もう一匹も居ませんでした。

5月31日 巣立ちの翌日、さてどうしているものか思いきや...チビちゃんは未だ巣の有る木の上でうろうろしています。もともと、飛べそうも無かったので、やや納得。でも、巣に戻りたくないのは、きっと相当臭いんだろうなぁ〜。餌をもらったり、うろうろしたり(左上〜左下)。実験所の喫煙場所の藤棚に、同じ種類の「チビちゃん」が居ました(右下)こちらは、もっと未熟な感じです。近寄って写真撮ったので、きっと怖かったのでしょう。ピクリとも動きませんでした。


以上、4月下旬から続けてきた鳥の営巣の観察は、無事巣立ちを迎えて終える事ができました。

・手持ち撮影でぶれないように、窓枠にカメラを押し付ける
・鳥に影響を与えないように撮影回数を減らす。途中から音を気にしている感じがしてきたので...
・近所の目を避けるため、窓のシャッターを半下ろしにして撮影する(こちらでは雨戸の代わりにシャッターが着いています。)
等を注意して撮影しました。動物虐待はしていない、と思います。

シャッターを下ろして、窓を開けて赤矢印の先を双眼鏡で観察。カメラは手持ちで300x2x1.5=900ミリ相当。更にトリミングしています。