趣味の自然観察

自然観察と言ってもナポリは都会で、野山の野草とか里山の自然と言った風景が有りません。主として、道端の草花や昆虫・鳥などを観察して撮影してみました。街中でゴツイデジタル一眼レフカメラを持って歩くほどの度胸が無いので、バックパックに詰めて、安全そうな場所でカメラを取り出して撮影しています。

撮影場所

・フォロリディアーナ公園（自宅から15分ほどの場所）

ここは、1815年に造られた別荘の庭です。別荘自体は、陶器の博物館として使われています。毎日掃除が入り手入れされている庭園ですが、物陰には小さな草花が見つかります。鳥も豊富ですが、さすがに200年近い樹齢の木が多く、鳥の居る場所が高くてなかなか近くで見る事ができません。

・コミュナーレ公園（実験所の有る場所）

コミュナーレ公園敷地内に実験所は建っている。長い間改修工事が行われていたが、近年全面オープンとなった。芝生と植樹された木で、自然と言う感じでは無いが、木々の写真などを撮っている。 右は海からの眺め、下は海岸道路から見た並木、右下は実験所

・カポディモンテ公園（バスと地下鉄を使って30分以上かかる）

ここは1758年に建てられた離宮のようです。広大な庭が、今では森林公園として公開されています。もともと庭園なので、直線で1.5kは有る中央通路を境に、幾何学的な模様を描いて通路が造られています。ただ、高さ20メートルくらい有る木々の中はしっとりと湿気が有って、シクラメンのよう隠花植物やコケが生えていて気持ちいいです。