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○散歩の足 |
アマルフィー海岸とラベッロ8月24日(木)長いナポリの夏休みも、そろそろ終わりつつある感じで、夜の車の往来も復活してきた。以前から、一度は行ってきた方が良いと人から勧められていた、アマルフィー海岸(ソレント半島の南側)に、夏季限定で運行されている、メテロ・デル・マーレ(海の地下鉄)で行ってみる事にした。 往き 帰り (実際にかかった時間) 崖にへばりついた町
海岸と言っても、湘南海岸とは異なり、むしろ伊豆に近く、切り立った断崖の下にぽつぽつと小さな砂浜が点在している。湾状の海岸を中心に崖に向って、垂直に家々が並び、特にポジターノやアマルフィーのような有名保養地では、小さなホテルが密集している。
ワーグナー音楽祭の町「ラベッロ」
広場から土産店やホテル・レストランが両側に並ぶ、稜線に沿った狭い街角を抜けて行くと、かつてワーグナーが作曲を行うために滞在したと言われる、ビラ・チンブローネに到着する。稜線とは言っても、両側に家々が並んでいるので、景色が良いわけでは無い。 ビラ・チンブローネは崖の頂に作られた庭園で、展望台からは、350メール下に広がるアマルフィー海岸の展望を楽しむ事ができる。 ホテルで食事既に、古い建物、古い絵画等々、若干食傷ぎみで、今回はリラックスを目的とした遠足だったので、この車の往来の出来ないラベッロの町は静かで眺めが良く、且つ天候にも恵まれたので、なかなか良い体験と成った。 ついでに、ここの4星ホテルのテラスでちょっと贅沢な食事にもありつく事ができた。ホテルの食事は、万人に合わせている性か、極端な生魚や、個性豊かなモッツァレッラを使わずに、素材の個性を失わない程度に調理して、総合的な味で勝負しているようだ。恐らく、日本の主婦がここで会食会をしたら、盛り上がる事請け合いだ。
アマルフィーの町帰りの船を待つ間、小さなアマルフィーの町を見学した。広場にそびえ立つドーモ(大聖堂)とその周辺の土産店が見どころなのだろう。もともと、海水浴がメインの場所なので、特に大きな感動も無く帰りの船に乗った |