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カプリ島


恐らくナポリ周辺の観光地で一番有名な名前の一つが「カプリ」だろう。ナポリ港から水中翼船で30分、フェリーで約1時間。行った先の島には、山が二つ、その谷間に白い別荘が並ぶ土地。更に、中心の頂き(と言うか馬の鞍部分)には高級リゾートホテルと高級ブランドショップが並ぶ土地。何よりも有名なのは、青の洞窟と呼ばれる、小さな洞窟で、その内側から洞窟に差し込む光で海面は素晴らしい紺碧色に染まる(らしい、実は行った事が無い!ちなみに、50年近くナポリで暮らしている友人が最近外国人客を連れて初めて行ったとたんに、おまえも行けと言い出して困っている。)[写真はナポリの丘から見たカプリ島]
ナポリの港で見かける日本人観光客のほぼ99%はこのカプリ島を目指しているのだろう。小生は、8年前にカプリに泳ぎに行ったきり、未だその他の観光はしていない。今回も、実は実験所で救助したウミガメの放流イベントにつき合って、カメラマンとして船に同乗した。[カプリに接近すると、断崖絶壁に挟まれた馬の鞍の町並みが見えてくる]

ナポリ港からフェリーでカプリ港へ

ナポリ港でウミガメを積み込み、イベントに招待された小学生や、政治家、報道陣等と共にカプリ港へ向う。フェリーの客室は、殆ど小学生の運動場と化していた。1時間の船旅は、小学生にとっては無限の時間に感ぜられるだろう。

カプリ港からモーターボートで...

カメの放流は、島の裏側の船の行き来の少ないところで行なわれる。カプリ港では、カメの積み替え作業を行い、そのまま関係者はモータボートに乗り換えて現地へと向った。小生の乗ったのは、警察関係のボート。観光船でも無いのに、何故か島の裏側では、観光用の洞窟くぐりをしてくれて、更にはその直前にカメラを準備するように教えてくれた。


カプリは日本人観光客で一杯だ!

ここで、小型ボートに乗り換え

予定外の洞窟くぐり
これこれ、お巡りさん...

島の裏側

馬の鞍構造は反対側に行っても変わらない。反対側から見るカプリは、順光で美しい。ナポリからだといつも逆光だ!船がいっぱい集まっていよいよ放流。その後、海上でフェリーに乗り換えナポリへ帰航と成る。


島の南側から見た馬の鞍

ダイバーも準備OK

いよいよ、放流

カメは竜宮城へ...

海洋上で乗り換え

と言う事で、無事夕方までに帰宅する事ができた。こちらのイベントは、全く時間の感覚がつかめない。おかげで、昼飯は完全に逃してしまった。船のバールで、あま〜いカフェを飲んで血糖を補っておいた。

更に写真を見たい方は、以下のリンクをご利用下さい。

http://ameba.i.hosei.ac.jp/pub/Release/

ナポリが竜宮城で無い事を祈っている。来年帰国したら....

(2006年10月23日)