サンマルティーノ美術館
ナポリの中心街から丘の上を見ると、5角形に近い形をしたお城のような建物がよく見える。近くに寄ると、16世紀に建てられたサンテルモ城と17世紀に建てられたサンマルティーノ修道院跡で有る事が判る。
サンマルティーノ修道院は、近年改修されて国立の美術館として入る事ができる。4月16日、ボメロ自宅からは徒歩20分ほどで付くので、最初の息抜きを兼ねた観光場所として行ってみる事にした。
サンマルティーノの前からはベスビオ花山とナポリ市外が見渡せる。観光客やデートのカップルも多い場所で、カメオを売る店の日本語の客引きがいるのには驚いた。


美術館の内部は撮影禁止だか、建物の撮影は許されていた。内部には、ナポリ独特の彫刻や絵画が展示されている。かなり大規模なプレゼピオや、実際の馬車なども展示されている。
礼拝堂内部ではバロック独特の美しい装飾がなされた柱が目に付いた。
また、芝生が敷かれた中庭も美しい。この中庭を囲む建物には、主として17〜18世紀のナポリのランドスケープを描いた絵や、地図が展示されている。
入場料金6ユーロはちょっと高い感じだ。きっと、特別の理由が無い限りは、もう入場する事は無いだろう。