テキストール作成の標本
ツバキ(MAKS0132


テキストール(Carl Julius Textor、1816- ?)は、ピエローの後任として1843年から1845年まで出島に滞在して調査研究をしたドイツ人です。かなりの標本を遺していますが、シーボルトと約束していた「生きた植物」の送り出しがうまくいかず、ほとんど枯らしてしまい、シーボルトに大損害を与えています。このため、気を悪くしたシーボルトがすぐには約束の残金を渡さなかった、といったトラブルを引き起こしています。

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著作権:牧野標本館、2004