マキシモヴィッチ


マキシモヴィッチ(Carl Johann Maximowicz, 1827-1891)は19世紀に活躍したロシアの植物学者で、主に東アジアの植物を研究しました。彼は1860年9月18日に箱館にやってきて、3年5ヶ月の間、日本に滞在し、多くの植物を調査しています。

牧野シーボルトコレクションの大部分は、シーボルトがミュンヘンでなくなった後、マキシモヴィッチが未亡人より購入したものです。そのような経緯からマキシモヴィッチの収集品が、このコレクション中に多数混ざっています。


著作権:牧野標本館、2004