はじめに ●牧野標本館 シーボルトコレクション ●シーボルト ●オランダ国立植物標本館 ●牧野シーボルトコレクション ●資料整理紙 ●和紙 標本に関わった人物達 ●シーボルト作製標本 ●ビュルガー ● 『花彙』 ●アルブレヒト ●ピエロー ●ビセット ●マキシモヴィッチ ●テキストール ●伊藤圭介 ●熊吉 ●桂川甫賢 ●小野蘭山 ●水谷助六 ●大河内存真 ●中山作三郎 ●平井海蔵 ●茂伝之進 ●美馬順三 標本収集地 ●出島 ●鳴滝塾 ●長崎・稲佐山 ●岩屋山 ●本蓮寺 ●本州 ●箱根 ●江戸 ●小山・日光 ●その他の採集地 参考文献
シーボルトは江戸参府旅行途中に、箱根で多数の植物を採集しましたが、本コレクション中にも箱根産の標本が数点含まれています。彼の好みを反映してか、針葉樹の標本が多く含まれています。
ネズの標本(MAKS1798)の青色のメモ紙にはラテン語で「ツンベリーが1776年江戸参府に出かけた折、箱根で採集し、長崎の茂伝之進邸の庭に植えられていたものである」と記されています。
=>箱根で採集された標本の索引
著作権:牧野標本館、2004